新米ピアノ講師いずみんのまったりブログ

岡山で活動を始めたばかりの新米ピアノ講師です︎︎︎︎︎☺︎このブログでは私の日常や考えていること、音楽について、活動報告、お仕事の宣伝などなど……様々なことを発信して私のことを知っていただければなあと思います🍀よろしくお願いします🎵

コンクールや発表会での緊張を和らげる方法③

こんにちは!新米ピアノ講師いずみんです🎹


今回は最後!3つめのポイントです🌟

1つめ⬇️
minmin-izmn.hatenablog.com

2つめ⬇️
minmin-izmn.hatenablog.com


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🎼演奏本番で緊張を和らげるには


前回までに
①100%の自信を持つ
②余裕なフリをする

の2点をご紹介してきました。


今回のポイントは前回お話した「表現とは『演技』というジャンルに包含されているものだ」という話から繋がります。





③プロの演奏者もしくは作品中の人物になりきる


後者は特に難しいと思うのでまずは順番に「プロの演奏者になりきる」の方からお話しましょう。





プロの演奏者を心に宿す


プロの演奏者になりきる、というのはつまり「自分はプロのレベルで上手いと思い込む」ということなのですが、


自信を持つという意味ではポイント①、暗示をかけるという意味ではポイント②とかなり近いと思います。


というかほとんどポイント②の延長線上にあるものと思っていただいて構いません。




プロの演奏者でも緊張するしないは人それぞれだと思うんです。
でも緊張している素振りは決して見せませんよね。
舞台にいる時は常に堂々とされています。


そういう人になりきるということは、とどのつまり「余裕なフリをする」ことと同義ということになります。




もしかしたら先生や部活動の先輩など指導者である誰かに「自分(たち)はプロだ、一番上手いんだと思い込め」「プロを見て真似ろ」などと言われたことがある人もいらっしゃるかもしれませんね。


私も実際本番の時は「この中で私が一番上手い」と思い込むようにしています。普段からそう思っているなんてことは決してないんですけどね(笑)



あくまで自信を持つこと・士気を高めることが目的です。



これが結構心にプロを住まわせると上手に演奏できる気がしちゃうんですよね。
かなりオススメの策です。





あと先程「プロを見て真似ろ」という言葉を例えとして出しましたが、普段からプロの演奏を聴いたり舞台上での所作を真似てみたり、あるいは「この人みたいな演奏をしたい」という風に目標とするプロを1人は作っておいた方がいいです。


芸術をする中で自らの表現力を磨くにはまずは自分より上の誰かを真似ることから始めるのが一番の近道だと思います。


ちなみに私の場合はそれがピアニストの辻井伸行さんです。



緊張を和らげるという点においても自身の音楽性を磨くという点においてもいい策ですね。



本番で使う時は、特にこの人になりきる!とまで決めるのではなく、とにかく「自分がプロだ、自分はとにかく上手い」と思い込むことが大事なのでそちらに集中しましょう。






己を捨てて曲の世界に入り込む


前者に対してこちらはかなり難しいです。


また、これから詳しく記述しますが人によってはこれをすることが向いていない人も必ずいるので、自分のスタイルに合うか合わないかご自身で判断して使うかどうか決めるようにしてください。



曲にはストーリーや明らかな方向性が決まっている曲があります。



例えばオペラやミュージカルなどで使われている曲はその作品のストーリーがついていますし、

或いはベートーヴェンピアノソナタ第8番『悲愴』ショパンワルツ第6番『小犬のワルツ』、ランゲの『花の歌』のような曲は名前と曲調で大体の光景が想像できますよね。



そういう曲の中の創られた別世界に入り込んで、自分がその世界の一部になるのです。



要はここでも『演じる』という話が活きてくるわけです。



緊張しているのは現実世界のその場にいる“自分”であって、曲中の世界や登場人物たちはそんなこと知らないのですから。



これをすると緊張を忘れるどころか、曲の世界観を表現するのが格段に上手くなります。気持ちが入りやすくなりますからね。



実際に今私はコンクール用にバルカローレを弾いているのですが、演奏を始める直前には必ず曲のテンポと揺れる水、波、舟を漕ぐ情景とその音を思い浮かべるようにしています。


予選本番でも練習と同じようにそれをしてから弾き始めました。(めっちゃ気持ちよかったです。)


いやいやそれじゃストーリーもなんも無い曲は無理じゃない???

って思われたでしょうか。


そこが難しいポイントなんですよね。
私はそういう曲は自分で作り込みます。


雰囲気から情景を思い浮かべて、この音は何を表しているんだろう、このモチーフは何を……という感じで自分なりの解釈で世界を作り上げてそこに入り込むようにしています。


という感じで難易度が高めであるという点と、あとは「本番直前は今までの練習で気をつけたいと思ったことを整理したい、それを思い出しながら演奏したい」という人には向かないと思うのでできそうな人だけ試してみてください。


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今回まで合わせて3つポイントをご紹介してきました!


いかがでしたでしょうか??


ピンとこないものもあったかも知れません。


これを無理に試そうとして上手くいかなかったときにそれで焦って返って緊張を増進させてしまうことがあるとよくないので、

思い出した時に、そして少しやってみて効果がありそうと思った時にやるようにしてみてください🎶



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